Baseball Performance

野球選手のパフォーマンスを上げるトレーニングとは

木戸 陽介 · ATC · CSCS · Physical Performance Coach

野球選手のトレーニングは、単に筋力を上げることではありません。投げる、打つ、走る、守る。それぞれの動作に必要な身体能力を見極め、競技動作に接続できる形で高める必要があります。

体が強くなっても、投球や打撃に使えなければパフォーマンスにはつながりません。逆に、技術練習だけを続けても、身体の出力や可動性が足りなければ伸びる余地は限られます。

まず見るべきは「何が足りないか」

野球選手に必要なのは、全員に同じメニューを当てはめることではなく、現在地を知ることです。球速を上げたい選手、打球速度を上げたい選手、走塁や守備範囲を改善したい選手では、優先順位が変わります。

トレーニングは競技動作に接続する

スクワット、デッドリフト、ジャンプ、メディシンボール、スプリント。どれも有効な手段になり得ます。ただし、何を選ぶかよりも、その選手の課題に対してなぜ使うのかが重要です。

例えば、下半身の出力が十分でも、体幹で力を受け止められなければ投球や打撃に伝わりません。可動域が広くても、必要な局面で安定できなければ再現性は落ちます。

野球選手のパフォーマンストレーニングは、筋力、可動性、動作の質、回復、競技特性をまとめて設計する必要があります。

オンラインでもできること

オンラインでは、動画で動作を確認し、ヒアリングと簡易評価を組み合わせて課題を整理します。球場やジムでの動き、トレーニング動画、痛みや疲労の出方を見ながら、個別プログラムを組みます。

対面でしか見えない情報もありますが、オンラインでも「何を優先すべきか」「どの順番で鍛えるべきか」は十分に整理できます。継続的なフィードバックにより、トレーニングをやりっぱなしにしないことが大切です。

相談したほうがいい選手

野球に必要な体は、メニュー表だけでは作れません。選手の身体、競技レベル、ポジション、今の課題を見て、必要な順番で設計することが重要です。

野球のパフォーマンスを、身体から見直す。

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